特集【雑穀】 新たな食べ方提案で市場開拓へ

 雑穀を取り巻く環境が活気づいている。健康情報番組や雑誌などで取り上げられたことを機に、消費者の認知度は一気に上昇。「もち麦」の認知度は9割に達し、市場で確固たる地位を構築している。炊飯用途のほか、即食レトルト、グラノーラ、シリアルバー、製菓・製パンなど雑穀製品の開発も活発化。雑穀活用の最終製品では、「スーパー大麦」や「乳酸菌」「低糖質米」の配合で差別化を図った商品化も。美容と健康をテーマとした新商品開発が進んでいる。

 

 業務用では、食べやすさ・栄養価を高めた「胚芽もち麦」「米粒もち麦」を配合する商品開発の引き合いもみられはじめた。米国で需要が高まるホワイトソルガムきびやキヌア等の“古代穀物”は、食物繊維やレジスタントスターチ、ミネラルが豊富なグルテンフリー食材として国内でもにわかに注目を集めている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1699号(2020.9.2)で
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