2020年上半期の化粧品市場、国内出荷・輸入とも前年同期比2ケタ減
経済産業省が8月17日に発表した生産動態統計2020年6月の確報値から、今年上半期(1〜6月)の化粧品国内出荷金額を算出した結果、7,058億484万円(前年同期比83.6%)と、前年同期比で2ケタ減となった。カテゴリー別にみると、「香水・オーデコロン」が18億6,358万円(同89.4%)、「頭髪用化粧品(ヘアケア)」が1,759億3,383万円(同95.8%)、「皮膚用化粧品(スキンケア)」が3,513億6,672万円(同84.1%)、「仕上用化粧品(メイクアップ)」が1,203億4,330万円(同69.5%)「特殊用途化粧品」が562億9,741万円(同84.3%)となり、全てのカテゴリーで前年同月比を下回る厳しい結果となった。
一方、日本輸入化粧品協会(略称CIAJ/東京都港区)が8月5日に発表した2020年上半期(1〜6月)の化粧品輸入実績は、1,227.1億円(前年同期比89.5%)となった。類別概要をみると、「香水・オーデコロン類」は108億円(同80.3%)、「メーキャップ化粧品類」は199.2億円(同84.9%)、「皮膚用化粧品類」は536.5億円(同93.6%)、「頭髪用化粧品類」は230.4億円(同86.2%)と、全てのカテゴリーで前年同期比を下回った。
詳しくは健康産業新聞1699号(2020.9.2)で
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