特集【α-GPC/HMB】 認知機能改善、運動機能へのアプローチで伸長

 2010年の食薬区分改正から10年が経過したα-GPCとHMB-Ca。いずれも機能性研究に裏付けされた確かな素材として年々評価が高まっており、流通量も順調に拡大している。特にα-GPCは運動、美容、脳機能、成長ホルモンへの作用など多様な機能性が確認されており、今後の伸び代も十分期待できる実力素材だ。米国では必須栄養素に指定されているコリンの補給元としてα-GPCの利用が定着しており、国内でもコリン摂取の重要性はますます高まると予想される。

 

 一方HMB-Caは、運動後の筋組織ダメージの軽減や、筋重量の増加、体脂肪燃焼作用などの機能性からスポーツニュートリションやロコモ・サルコペニア対策、ボディメイク素材としてすっかり認知された。機能性表示食品としても受理されている成分で、このほど「筋肉疲労軽減」をテーマにした届出が行われたとの情報も。コロナ禍で運動不足が慢性化しつつある昨今、HMB-Caの利用価値も上がりそうだ。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1697号(2020.8.5)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら