特集【注目のオーラルヘルス商材】 場規模4,000億円超、ユニーク商材も続々登場

 う蝕(虫歯)と歯周病の口腔2大疾患が糖尿病や心疾患、アルツハイマー病など全身疾患と関連していることが徐々に解明され、口腔内の健康維持「オーラルヘルス」への関心が高まっている。また超高齢社会の日本では、老化に伴う口腔の虚弱性「オーラルフレイル」の問題も浮上、全身のフレイル予防の上でも、その対策が急務となっている。

 近年は腸内と同様に口腔内にも細菌叢(オーラルフローラ)が存在し、そのバランスを図る「口腔内プロバイオティクス」の重要性も叫ばれており、除菌ではなく常在菌を生かす商材の開発も進んでいる。

 オーラルヘルス商材市場は4,000億円規模と言われ、市場には虫歯や歯周病予防を訴求する様々な関連商材が流通。機能性表示食品も4品目が受理されているほか、次なるヒットを予感させるユニークな注目商材も続々登場している。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1696号(2020.7.15)で
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