PALTAC、製・配・販の協働で業界初 「サプライチェーン イノベーション大賞」受賞

 ㈱PALTAC(大阪市中央区)は7月6日、㈱薬王堂とユニ・チャーム㈱と3社協働で実施した物流効率化の取り組みで、製・配・販連携協議会(事務局:経済産業省)より「サプライチェーン イノベーション大賞」を受賞したと発表した。

 今回、業界初の製・配・販による相互協力により、一貫して「キャリー」を活用し、流通過程の各所で発生していた積替えなどの作業回数を減らすなどの配送効率化や、作業者の負担軽減、労働時間の減少(従来比60%減)などを実現。「ユニ・チャームの紙製品やおむつなど容積の大きい生理用品はキャリーで効果を出しやすかった」という。

 サプリメントについては、「多品種・小ロットで容量が小さく、パレットか段ボール単位で物流センター内での小分け作業を伴うため、物流側のオートメーションがなかなか難しい」とするものの、「OTC同様、流通しやすく、ドラッグストア売上の大きいカテゴリー。メーカー側のオートメーション化が進む中、集荷・分散機能の卸機能で可能性を模索していく」という。

 

 

詳しくは健康産業新聞1696号(2020.7.15)で
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