【調査データ解説⑥】 SGDsに関する取り組み

 SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された国際目標。グロバール化が加速する中、日本の食品業界、健康食品業界でもSDGsの達成に向けた取り組みが始まっている。

 今回の調査では「すでに取り組みをしている」は14%だった。「検討中」は23%。すでに取り組んでいる内容は、「地元農家との廃棄農産物による製品開発」「社内発生の廃棄物減少化・再利用化(リサイクル業者への提供)「労働職種の男女平等化」「永続的な雇用の創出」「働き方改革」「フェアトレード原料の積極採用」「環境に配慮したエネルギー消費」「工場の温室効果ガス排出削減」「原料選びの際の規定」など。

 このほか、「自社製品において、開発途上国の原料を使用し、機能性素材の開発を行い拡販に努めている。その売り上げの一部を原料開発国に寄与することで還元している」「食品事業者や農業者へフードロスの削減のお手伝いを提案し受注している」といったコメントもみられた。

 

 

詳しくは健康産業新聞1694号(2020.6.17)で
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