特集【抗肥満・抗メタボ】 コロナ太り”対策、急務に

 新型コロナウイルスの感染拡大により世界情勢が一変した。コロナウイルスによる感染死がクローズアップされているが、コロナの影響はそれだけでなく、潜在的には重大疾患のリスク拡大という影を落としている。その正体が活動自粛による肥満化の加速だ。

 在宅勤務への移行やスポーツジムなどの営業自粛など、日々の活動機会が失われたことで体重増加する人が急増した。“コロナ太り”という言葉が誕生するなど問題視されている。肥満は、心筋梗塞や脳卒中、がんなどの重大な疾患リスクを高めることがわかっているほか、新型コロナウイルスの感染者においても、肥満度が高いケースは、そうでない場合と比べ死亡リスクが3割以上高まるとの分析も出るなど、世界的な一大関心事に。

 “コロナ太り”対策という新たなニーズの登場で、サプリメントや健康食品に寄せられる期待もさらに大きくなっている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1693号(2020.6.3)で
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