食品製造業対象、「コロナ感染拡大予防」ガイドライン

 食品産業センターは 5 月14日、「食品製造業における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」を公表した。食品供給を担う食品製造業について、アルコール等による手指の消毒など、食品製造業が実施している一般衛生管理が新型コロナウイルス感染拡大の予防になるが、「社員食堂・更衣室・休息室など製造現場以外も含めて三つの密の発生リスクがあることを評価して適切な感染拡大の予防措置を講じることが重要」とした。

 具体的取り組みとして、換気の徹底、社会的距離の確保、清掃・消毒の取り組み、更衣室での取り組み、事務所での予防対策などを規定した。換気に関しては、“食品の衛生管理に支障を及ぼさない範囲”で、①換気設備を適切に運転・管理し、室内の喚起に努める、②換気設備が不十分な場合には、窓やドアを定期的に開放する――といった取り組みを適切に行うこととした。「社会的距離の確保」では、対人距離確保のため、業務の方法や動線を点検し、製造施設の規模に応じた適切な取り組みを求めている。ガイドラインは同センターホームページ(https://www.shokusan.or.jp/)で確認できる。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1693号(2020.6.3)で
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