配置ルートで食品配置事業が始動

 (一社)日本置き薬協会は先ごろ、配置販売で食品配置事業が始動したと発表した。健康食品が売り上げ構成の大半を占める配置ルートでは、新型コロナ感染拡大による影響で、「置き薬」に関する問い合わせが増加。「ドラッグストアが食品の併売により活性化をなしたのと同様の結果を得られるか、注目したい」としている。

 開始したのは、全配協配置部会法人販社会長で、配置販売新戦略会議議長の八橋謙二氏が社長を務める配置販社の㈱サプリ(富山市)。ラインアップは、ご飯パックや即席みそ汁、国産鯖缶など1年以上の長期保存可能な食品群。

 主なターゲットは団塊世代の所帯で、北陸三県の全顧客の2割にあたる約7,000軒への配置を目指す。「すでに1人暮らしの高齢所帯から感謝の言葉が寄せられている」とし、「軌道に乗ればデータやノウハウを全配協で公開し、新たな配置販売ビジネスモデルとして提供していく」という。

 

 

詳しくは健康産業新聞第1692号(2020.5.20)で
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