【インタビュー】㈱ローソン  商品本部 日用品・サービス部 石塚雄子 氏

◆売れ筋は『大人のカロリミット』


 ㈱ローソン(東京都品川区)は、“マチのほっとステーション”を軸とした事業戦略を打ち出し、健康管理に気を配る消費者向けの販売に注力している。コンビニ事業者の視点からみた健康志向食品の販売について、商品本部日用品・サービス部の石塚雄子氏に話を聞いた。

 ――陳列方法で工夫している点は?

 全国のローソン店頭で約20アイテムのサプリメントを販売しています。店頭では目的買いが多いため、陳列では商品を上段に置くといった並べ方をしています。(中略)

 ――売れ筋の傾向、購入層は?

 売れ行きベスト3は、1位『大人のカロリミット』(ファンケル)、2位『凄十』(宝仙堂)、3位『グミサプリ亜鉛&マカ』(UHA味覚糖)です。1位と2位は年間通して上位にランクインします。3位には『ヘパリーゼ粒』(ゼリア新薬)がランクインすることもあります。

 売れ筋の傾向としては、「飲み会系」と「ダイエット系」がキーワードに挙げられます。CVS(コンビニエンスストア)のユーザーは、時短・効率を求める傾向にあります。継続飲用を前提とするベーシックサプリよりも、迅速に対処できる「ウコン」や「ヘパリーゼ」、短期集中の「ダイエット系」といった商品の購入傾向があります。つづく

 

 


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