日本能率協会総合研究所調査 感染症対策費用1.8倍上昇、「ヨーグルト」支持高く

 日本能率協会総合研究所は5月1日、全国の20~69歳3,000人を対象とした感染症対策への意識についての調査結果を発表した。調査期間は4月15日から20日で、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、感染症対策や消費にどのような変化があったのか調査を行った。

 回答結果によると、実際に実施している対策は手洗い(92.0%)、マスク(87.8%)、うがい(68.8%)の順に多くなっており、免疫を高める食品を摂るようにする(25.0%)、サプリメントを摂取する(8.6%)といった食品やサプリに関連する回答もみられた。

 全体の約75%が感染症予防対策として費用を充てており、1ヵ月あたりの平均費用は2,714円で、新型コロナウイルス流行前の予防費用1,529円と比較して1.8倍に増加している。

 今後免疫を高めるために摂取を続けようと思う食品についてはヨーグルト
(54.3%)、納豆(37.1%)、豆腐・豆乳(29.5%)などと続く。サプリメントは14.1%で、性・年齢別では50代女性が18.7%で最も高かった。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞第1692号(2020.5.20)で
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