【3月家計調査】 コロナで消費一変、健食は6%増

 新型コロナウイルス感染拡大に伴うライフスタイルの変化が、消費者の消費行動を一変させた。3月の各種統計が8日までに出そろい、消費者は日持ちのする食材やトイレットペーパー、ゲーム機などの支出を増やす一方、交通費や旅行費、飲酒代などを大幅に減らした。

 3月の消費支出の落ち込みが2019年度で最大となる中、健康食品はプラスに。消費者の支持が得られている。“巣ごもり需要”が生まれ、有力通販企業からは「在宅勤務による食べすぎを気にする人が増えて、ダイエットサプリの売り上げが伸びている」との声も。

 ただ、コロナ問題が長引けば経済的理由で健康食品にも影響が出ることを懸念する声が複数聞かれ、各社は事態の推移を慎重に見守っている。つづく

 


詳しくは健康産業新聞第1692号(2020.5.20)で
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