日健栄協調査、19年度特保市場6,493億円

 (公財)日本健康・栄養食品協会は4月1日、2019年度の特定保健用食品市場規模が前年度比1%増の6,493億円になったとする調査結果を公表した。調査は97年度から隔年で実施、13年度からは毎年行っている。

 19年12月末現在で許可を取得している153社・1,075品のうち、3月末までの失効品目を除く152社・1,071品を対象に調査を実施。145社・1,059品について回答を得た。情報が得られなかった品目については協会で推定した。

 用途別では、全体の6割を占める「整腸」が前年度比1.8%増の3,863億5,000万円で最多。「中性脂肪・体脂肪」が同4.2%増の1,582億円、「歯・肌」が同1.6%増の288億5,000万円などとなった。

 市場規模を販路別にみると、「スーパー」が前年度比0.7%増の2,842億円で最も多く、以下、「戸配」が同3.1%減の1,211億円、「コンビニ」が同1.0%減の1,104億円と続く。

 食品の種類別では、「乳製品」が前年度比0.4%減の3,548億円、「清涼飲料水」が同5.0%増の2,047億円となり、この2分野で特保市場全体の86%を占めた。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞第1690号(2020.4.15)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら