インド政府/WHO、伝統医療で「国際閣僚級会議」

 インド政府伝統医学省AYUSHと世界保健機構(WHO)は先頃、「国際閣僚級会2020(ICoSDiTAUS)」を開催、日本を含む16ヶ国の代表が参加した。WHO国際疾病分類第11版(ICD-11)における、伝統医療の診断や用語の国際的な標準化に向けた課題が議論された。

 インド政府とWHOは、「ICD-11」の第二モジュールとして、アーユルヴェーダ医療、ユナニ医療、シッダ医療の規定を目指したプロジェクトを発表。インド政府の担当者は、「伝統医療で使用さる診断用語が、ICD-11プラットフォームで登録できれば、伝統医療の社会適用を促進し、国際的な評価基準を提供することになる」と強調した。

 同プロジェクトは35億ドルの予算が投入され、今後4年間をかけて実施される。アーユルヴェーダを始めとした伝統医療の普及を目指すという。

 

 

詳しくは健康産業新聞第1689号(2020.4.1)で
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