JACDS、マスクのセット販売などコロナ対応で事務連絡

 日本チェーンドラグストア協会(JACDS)は3月6日、新型コロナウイルス感染症拡大への対応をはじめとするドラッグストアの近況について報告。会長の池野隆光氏は、公正取引委員会より「マスクの抱き合わせ販売を行わないこと」の周知要請を受け、会員企業へ独占禁止法の勉強会実施や企業のコンプライアンスの強化と徹底などについて27日付で事務連絡を行うとともに、従業員への予防策の実施と安全確保、および衛生用品その他商品の安定供給に関しても2度に渡り通達を実施したと報告。

 「マスク、うがい薬、アルコール消毒剤は依然として品薄状態が解消しておらず、来店者からのお叱りが絶えないなど、従業員の営業環境は厳しい状況にある」「生活雑貨や水なども売れ始めており、ドラッグストア市場全般でその傾向が広がってきている」という。「状況は日々刻々と変化し、収束が見えない中、来店者には落ち着いた購買行動を呼びかけている」「万が一従業員で感染者が出た場合の対応は企業別というより店別での対応。そうならないよう、検温実施や勤務体系見直しとともに、発生した場合の迅速な報告と対応決定の判断を呼びかけている」と語った。つづく

 


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