特集【たんぱく食品】  厚労省、“タンパク質”摂取目標を引き上げ

 筋肉をはじめ、髪の毛や骨、皮膚など、人体を構成する材料となるタンパク質。今年4月に運用する「日本人の食事摂取基準2020」は、団塊世代が75歳以上となる“2025年問題”や高齢者人口のピークを迎える“2042年問題”を見据えた内容に。低栄養やフレイル予防の観点から、50歳以上の目標量下限が引き上げられた。

 昨今ではタンパク質の健康機能性をテーマにしたテレビ番組が放映されるなど、良質なタンパク質を豊富に含む高野豆腐やおからパウダー、大豆加工品、カマボコ等が話題に。国内における肉食摂取量増加を受け、脂質の少ない大豆タンパクや魚肉タンパクへの注目度が一気に高まっている。

 市場では「かけるだけ」「混ぜるだけ」「電子レンジで温めるだけ」といった簡便性を訴求した一般加工食品が流通。プロテインパウダーにとどまらない新な“たんぱく食品”市場を形成している。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞第1687号(2020.3.4)で
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