別冊「乳酸菌・ビフィズス菌・乳酸菌生産物質」 市場8,000億円規模に到達
“腸内フローラ”への関心の高さから火が付いた乳酸菌ブーム。調査会社のレポートでは関連マーケットは8,000億円規模に膨れあがるなど、巨大市場に成長した。
これまで、便通改善作用一辺倒だった有用菌類の機能性は、幅広い研究の推進や消費者のリテラシーの向上により過去のものになりつつある。特に機能性表示食品の登場は市場拡大に一役買っており、訴求したいテーマをより具体的に表現できるようになったことが大きい。
現在受理されている訴求テーマで、整腸作用以外の表示では「体脂肪低減」「内臓脂肪低減」「ストレスの緩和」「睡眠の質向上」「肌の潤い維持」「目・鼻の不快軽減」など多岐にわたり、今後もさらに広がりそうだ。
現在では乳酸菌やビフィズス菌、菌類が代謝する乳酸菌生産物質は、あらゆる疾患の予防に有効な健康長寿素材として確実に市民権を得ているといっていい。つづく
詳しくは健康産業新聞1686号別冊(2020.2.19)で
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