特集【殺菌技術】 青汁原料の受託殺菌が増加

 健康食品には、根菜系原料や乾燥葉系原料、雑穀系原料など、多種多様な天然原料が使用されている。これらの原料には、細菌・カビ・酵母などの微生物が存在しており、殺菌は健康食品の製造に欠かせない工程だ。

 殺菌方法には、過熱水蒸気殺菌を中心に、紫外線殺菌、プラズマ殺菌、高圧処理など、原料特性に合わせて様々な方法が採用されている。受託殺菌企業の動向を見ると、2019年は「モリンガ」「桑の葉」「クマ笹」などの原料のほか、「菊芋」の依頼が増加。

 食の安全意識の向上や、品質管理の厳格化などにより、一般食品での殺菌ニーズも高まっている。つづく

 


詳しくは健康産業新聞第1685号(2020.2.5)で
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