2018年のセルフケア健康機器市場、前年比101.3%の2,143億円

 ㈱矢野経済研究所が1月8日に発表した2018年の国内セルフケア健康機器(健康管理機器、健康回復機器、健康治療機器の合算値)の市場規模は、メーカー出荷金額ベースで前年比101.3%の2,143億円となった。

 調査では、高齢化社会の進展や健康への意識の高まりを背景に、セルフケア健康機器は堅調に推移していると分析。なかでも新たなバイタルセンシングとして、非接触で脈拍や血圧を測定する技術、LED光を皮膚内の血管に照射することで脈拍や血圧を測定する技術をはじめ、錠剤サイズの危機を飲み込み、深部体温を計測する技術や、熱流束を計測してアルゴリズムにより深部体温を導入する技術の研究開発など様々なバイタルセンシング手法の進展を通じて、今後は健康管理機器の多様化が進むと報告している。

 なお同社では、2019年以降もセルフケア健康機器市場は安定的に推移する見ており、2021年にはメーカー出荷金額ベースで、2,190億円になると予測している。

 


詳しくは健康産業新聞第1685号(2020.2.5)で
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