特集【化粧品受託製造】 3割2ケタ増収も、中国特需に陰り

 化粧品市場の成長にブレーキか!?――経済産業省の生産動態統計では、1.4兆円台で前後していた化粧品市場は2016年以降、成長軌道に乗り、2018年には1.7兆円に迫る勢いにまで急成長。中国をはじめとする外国人観光客の爆買やソーシャルバイヤーによる代購・転売、越境ECを通じた販売など、イン・アウトバウンドの特需を背景に成長してきた。

 化粧品受託企業への調査でも2ケタ増収が続出。新工場の建設が相次ぎ、ここ1~2年は工場の人材不足に加え、一部原料や容器など資材不足にまで陥るなど、業界は嬉しい悲鳴を上げていた。

 ところが今回、健康産業新聞編集部が化粧品受託製造企業を対象に実施した取材およびアンケート調査の結果、これまでの勢いに陰りが見られる結果に…。2020年の化粧品市場は?受託企業への調査から、化粧品市場の最新動向をレポートする。つづく

 


詳しくは健康産業新聞第1682号(2019.12.18)で
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