サラシア属植物普及協会、「健康食品としてのサラシアに期待」

 サラシア属植物普及協会主催による講演会が10月16日、東京・神保町で開催され、業界関係者ら約70人が参加した。

 近畿大学名誉教授(サラシア属普及協会会長)の村岡修氏が「未病を治める」と題し講演。サラシアの血糖値上昇抑制や抗肥満作用について触れ、「サラシアエキスに入っている有効成分は医薬品と同じ効能を示す」とした。軽症のⅡ型糖尿病患者での臨床試験では、サラシア摂取6週間で空腹時血糖が低下したと解説。

 また、健常者や未病(前段階の人)に対しての臨床試験データも挙げ、「空腹時血糖正常高値から境界型の人に対しては、食後血糖およびインスリンの上昇抑制効果が認められている」とし、正常高値者に対しては、「正常な血糖値を下げることなく、低血糖も起こさない」と述べた。

 最後に同氏は、「薬剤と同じくらい効果があることは間違いないことを認識いただき、健康食品として適切に使ってほしい」と呼びかけた。

 

詳しくは健康産業新聞第1679号(2019.11.6)で
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