食品品評会「第4回DLGコンテスト」開催、過去最多の586品目がエントリー

 120年以上の歴史をもつ食品品評会「DLGコンテスト」(主催:SKWイーストアジア、ドイツ農業協会)が10月5日、神奈川・麻布大学にて開かれた。過去最多の586品がエントリーし、ドイツから来日した40人の食品審査スペシャリストと日本の専門家らによって審査が行われた。8日にはレセプションパーティーが開催され、出品者ら約140人が出席した。

 冒頭、SKWイーストアジアのユルゲン・シュミット氏は、「日本開催4回目となる今回は、乳製品部門を新たに設けた。過去最高となる応募商品を受け付けることができ、大変うれしく思っている。DLGコンテストは近年、日本でも高品質の証しとして認知されはじめている。このコンテストが出品者にとって、製品の差別化の役割を果たすことを期待している」と挨拶した。

 レセプションパーティでは、2012年以降3回以上出品した企業の表彰式が行われ、㈱成城石井やプリマハム㈱、勝山ネクステージ㈱などに表彰状が授与された。

 同コンテストは、農業や食品産業に品質基準の達成・維持・改善を促すこと等を目的に、1891年にドイツで初めて行われたもの。食品審査のスペシャリストから製品に対するフィードバックを受けられるほか、受賞企業にとっては製品の品質をアピールすることが可能。今回の評価発表は約1ヵ月後の見込み。次回の日本開催は2年後を予定している。

 

詳しくは健康産業新聞第1678号(2019.10.16)で
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