機能性表示食品・サプリの公正競争規約検討 通販協等

 (公社)日本通信販売協会は10月10日、健康食品産業協議会と連携し、機能性表示食品とサプリメントの公正競争規約作成の検討に取り組むことを発表した。準備室を設置して今月から検討を開始、年度内をめどに、できるだけ早く作成するとしている。

 6月に閣議決定した規制改革実施計画では、事業者の自主的な表示適正化の取組支援等が盛り込まれた。両団体では、機能性表示食品の業界自主ルールを進化させて、公正競争規約の作成を推進。同時にサプリの公正競争規約を検討、表示の是正に取り組む。サプリの定義は「これからの議論」になるとしている。

 産業協議会に公正競争規約準備室を設置。両団体のほか、参加希望の団体も受け入れる。室長は通販協調査役の植木正樹氏。準備室のメンバーは団体がそれぞれ検討して推薦する。

 景品表示法上で問題となるおそれの表示を検討。行政経験者や消費者団体、アカデミアなどからもメンバーを選定し、広く意見を聞く意向という。検討内容については、消費者庁と適宜打ち合せを行っていくとしている。

 

詳しくは健康産業速報第2371号(2019.10.11)で
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