食品開発展、台湾の「機能性農産物」続々
「食品開発展2019」が10月2~4日、東京ビッグサイトで開催され、海外からは米国、カナダ、中国、韓国、フランス、ドイツ、インドなど27の国・地域から約100社が出展した。今回、台湾パビリオンのほか、初めてウクライナパビリオンも設置された。
台湾パビリオンでは、(財)農業科技術研究院・産業開発センター所長のWei-Lun Ho氏が、機能性農産物の研究成果を発表。台湾では現在、国を揚げて農業に取り組んでおり、最先端農業技術の研究開発や農産物輸出を国家の重要政策として位置付けているとし、同研究は、産学官民連携による農業技術革新の開発や、イノベーション創出を目指してきたと紹介。
今回発表された研究は、農産物の機能性研究から商業化までを手掛ける4年プログラムによるもので、現在までに20種類の機能性農産物を生産。このうち商品化を実現した10種類が披露された。パビリオンで展示されたのは、「ナンバンカラスウリ」「ローゼル」「台湾紫芽茶」「台湾キヌア」「麗芝」「赤ハトムギ」など。エビデンスを有する飲料やパウダー、お茶として販売されるとした。
詳しくは健康産業速報第2370号(2019.10.8)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら