「オステオカルシン」、認知機能など改善

 九州大学名誉教授の平田雅人氏は9月9日、「ダイエット&ビューティーフェア」の専門セミナーで講演し、骨ホルモンに関する研究結果を発表した。

 同氏は、骨中に0.4%含まれている非コラーゲン性タンパク質「オステオカルシン」が様々な臓器に与える研究結果を説明。インスリンの分泌を促進し血糖値を下げる効果や、神経細胞の結合維持による認知・記憶機能改善効果、活性酸素の生成を防ぐことで、真皮内のコラーゲン構築を維持する効果などを紹介した。

 また、オステオカルシンを増やす方法として、骨への刺激による骨ホルモンの分泌促進のほか、「ポリフェノールやβ-クリプトキサンチンを摂取するのがよい」とした。

 

詳しくは健康産業速報第2362号(2019.9.10)で
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