DgS、店頭相談強化で健食活性化に期待

 日本チェーンドラッグストア協会が後援する第3回日本ヘルスケア学会年次大会企画セミナー「ヘルスケアにおけるドラッグストアの役割」が9月6日、都内で開催された。

 大木ヘルスケアホールディングス㈱の松井秀正氏は、検査キットなどの新しいソリューションが開発されている反面、家電量販店やネット通販での販売が浸透している現状に言及。「ドラッグストア店頭で普段から生活者のフォローを行い、医療機関に適切に繋いでいくことが重要ではないか」との見解を示した。

 また、アメリカの市場では既存の通販や訪販市場を残したまま、プラスアルファで店販市場が形成され、2~3倍に伸長していることを挙げ、「日本では通販や訪販が中心だが、ドラッグ店頭での相談業務といった部分にしっかり取り組むことができれば、アメリカ同様に健康食品市場も倍増できるのではないか」と述べた。

 

詳しくは健康産業速報第2362号(2019.9.10)で
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