台湾の保険栄養食品、6%増の1,292億台湾ドル

 台日健康栄養食品産業セミナーが8月6日、都内で開催され、両国合わせて約100人が参加した。台湾からは台湾緑藻工業など21社が参加。主催は台湾健康栄養食品工業同業公会および財団法人資訊工業策進会。健康食品産業協議会と国際栄養食品協会が後援した。

 台湾健康食品工業同業公会の理事長・陳威仁氏は、日本の健康食品市場の大きさや、機能性表示食品制度について言及。「台湾でもFCC(機能性表示食品)制度の立ち上げに向かう動きがある」ことを紹介した。

 当日は、「日本における健康栄養食品産業の最新市場動向」というテーマで、健康食品産業協議会会長の橋本正史氏が講演。機能性表示食品の最新事例として、糖質・糖類やエキスでの受理があることなどを説明した。

 台湾健康栄養食品工業同業公会秘書長の李華揚氏は、「台湾保健栄養食品産業の現状」について講演。2018年における台湾の「保健栄養食品」市場規模は、前年比6.4%増の1292億台湾ドル(約4,380億円)で、サプリメントは前年8%増となったことを報告した。

 

詳しくは健康産業速報第2354号(2019.8.9)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら