日本輸入化粧品協会総会、「コロナ禍の低迷脱却」

 日本輸入化粧品協会(略称CIAJ/東京都港区)は5月24日、都内で総会を開催。2023年の化粧品輸入実績(歯磨、石鹸等は除く)は、約3,770億円で前年同期比13.6%増となったことを報告した。マスク着用の緩和や人流・インバウンド客の増加等により市場が活性化、「コロナ禍の低迷を脱したと言える」とした。国別輸入実績は、首位が昨年に引き続き韓国が首位となり約959億円で同23.8%増。フランスが約907.4億円で2位となった。

 

 2023年度の協会活動に関しては、総会、基礎講習会、賀詞交歓会を対面で行ったことなどを報告した。2024年度の事業計画としては各委員会の運営運用の他、講演会・総会などの運営や化粧品関連の情報の収集、官公庁との連携の強化などに取り組む。総会後の懇親会で、同協会理事長の菅野沙織氏は、無事総会を開催できたことの感謝を述べ、「化粧品市場のサステナビリティの推進を願う」と話した。

 

 

詳しくは健康産業新聞1789号(2024.6.5)で
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