JACDS、「紅麹問題、健食売上に影響」(池野会長)

 (一社)日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は先頃、定例記者会にて小林製薬の紅麹問題について報告した。会長の池野隆光氏は、『紅麹コレステヘルプ20日分』をはじめ、量販テスト販売の『ナイシヘルプ+コレステロール』および『ナットウキナーゼさらさら粒GOLD』の計3品について、早期回収に向けたさらなる協力要請があったとし、「会員企業の該当店舗は、87社・1万7,163店舗。既に店頭では販売中止にしているが、厚労省へのデータ入力が追い付かない状況」と説明し、「小林製薬と情報共有しながら、厚労省からの指導を受け、該当商品の回収を急いでいる」と報告した。また、「実際の店頭では、紅麹が何に入っているのか、他に入っているものはあるのか、などの問い合わせが増えており、消費者が不安を感じている」とし、「健康食品の売上も下がっている」と語った。

 

 

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