サプリメント摂取による体調変化に関するマニュアル、再度周知図る
(公社)日本通信販売は4月16日、紅麹問題に関連して、風況被害や消費者へ正しい情報提供を行うことを目的に、「サプリメント摂取による体調変化に関する申し出対応マニュアル」を再度公表した。同マニュアルは、2018年に作成し、会員企業に手渡されたもの。サプリメント販売において、消費者から摂取による体調変化に関する申し出があった場合に、「電話相談窓口の設置」「教育訓練」「ヒアリング項目の整備」「医療機関への詳細な調査」などの消費者を守るために整備すべき事項をまとめている。また消費者から体調変化に関する申し出があった場合の対応フローも細かくマニュアル化している。
通販協の会員企業は、半数以上がサプリメントや健康食品などを販売している。今回の紅麹問題においては、紅麹を配合したサプリメントを製造・販売していない企業でも、定期購入の解約や問い合わせが増えているという。このことから、通販協では、同マニュアルを再び会員企業に周知し、正しい消費者対応をしている。今後、消費者庁が行っている「機能性表示食品を巡る検討会」などの結果を注視し協会としての対応を考えていくとしている。
詳しくは健康産業新聞1787号(2024.5.1)で
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