麻関連検査会が発足 検査の統一化、健全な市場形成目指す

 カンナビノイド検査機関連絡協議会(東京都渋谷区)が4月8日発足し、11日厚生労働省に報告を終えた。同協議会は、カンナビノイドの安心安全でフェアかつ長期的な市場形成を目的に設立。活動内容は、①国内外の検査機関や専門家が保有する知見や情報の共有②検査の規格や標準品、分析機器などの運用に関する提言③検査品質向上、改善のための調査・研究などを行うとしている。

 

 事務局は、㈱Wellness Green Innovationsと、Asabis㈱が担当し、検査機関は、ボーケン品質評価機構、新日本協定協会、海外からAnresco LABORATORIES、Uurofins、KCA Laboratoriesが加盟した。アドバイザーには各アカデミアから有識者が在籍している。事務局長の水谷亮太氏は「CBD製品の正しい情報を中立的な立場で発信し、独立した検査機関によるCBD関連製品の分析ができるようなレギュレーションを整備していきたい。日本国内で嗜好用大麻を合法化へ推進するためでもなく、特定の企業の利益を追うのではなく、安心安全な大麻草由来の製品が正しく利用されるような土台作りをしていきたい」と話す。

 

 

詳しくは健康産業新聞1787号(2024.5.1)で
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