健食懇定時総会 安全性の確保、「業界団体として自ら考えていく必要がある」(武藤会長)

 健康と食品懇話会(東京都新宿区)は、4月21日、都内・明治記念館で2024年度の定時総会および懇親会を開催した。2023年度の活動報告では、健康食品産業協議会などとの情報共有会を定期的に実施したほか、「有効性」「安全性」「消費者研究」などの各ワーキンググループ活動の取り組みを報告した。

 

 有効性ワーキンググループでは、①健康食品産業協議会分科会の活動に対する意見集約、②有効性等に関する新たな知見の習得、並びに業界団体活動や制度に関する情報の共有化、③社外の連携を通した有効性ワーキンググループのネットワーク拡大を目的とした活動などを行った。安全性ワーキンググループでは、「健康被害情報の収集、集約の具体的なスキーム」について、厚労省と議論を重ねたことなどを報告した。消費者研究ワーキンググループでは、健康食品を摂取している消費者を対象に意識・実態における定点調査を実施。会員企業と共有した。このほか、能登半島地震の際に行政の要請を受け、会員企業の協力のもと、整腸やビタミン補給系食品などを供給した。

 

 2024年度も引き続き、健康食品産業協議会と協働による機能性表示食品の制度発展を目指した取り組みや、ワーキンググループ活動の充実などを図る。また、小林製薬の紅麹問題を受け、機能性表示食品制度の安全と安心を検討する委員会の立ち上げを決定した。健康と食品懇話会・会長の武藤孝次氏(太陽化学㈱)は、「業界団体として安全性の確保について、どうあるべきか、自ら考えていく必要があるとの想いから委員会を設置した。機能性表示食品を巡る検討会の状況をみながら進めていく」と述べた。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1787号(2024.5.1)で
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