ZOOM UP【ブルーベリー(ビルベリー)】 機能性表示食品120品超、アイケア+αにチャンス

 ビルベリー由来アントシアニンを関与成分とする機能性表示食品は123品に(3月26日現在)。機能性表示は「ピント調節のサポート」「目の使用による一時的な首・肩の負担軽減」「目の潤い感の維持」「目の疲労感軽減」など。わかさ生活、アサヒグループ食品、エバーライフ、メニコン、ファンケルなど、大手各社が定番・主力商品として製品化している。ビルベリー由来アントシアニンを関与成分とする受理品目の内、半数以上の73品に採用されているのが、常磐植物化学研究所のオリジナルバルク『BILBERON®』。広範な機能性表示とエビデンスレベルの高さが評価されている。前者に関しては、独自のヘルスクレーム(目の使用による一時的な首・肩の負担軽減)のほか、アイケア領域の4表示が可能な点がアドバンテージになっている。

 

 原料サプライヤー各社では、アイケアを中心に、抗酸化活性、腎臓保護作用、むくみ改善、肝臓保護作用、血管拡張作用、抗糖尿病作用、乳酸菌との相乗効果研究など、独自のエビデンスを積み上げている。「アイケア以外での新規ヘルスクレームでの届出した」「欧米では血流改善訴求の医薬品として流通しているビルベリーに着目し、新知見解明に着手する」「アントシアニン以外の新規成分の探索を進めている」など、新たな市場開拓に向け、研究・開発が活発に行われている。ブルーベリーサプリメントに主に利用されているビルベリーの主要生産国は、スウェーデン、フィンランドなど。原料価格はキロ当たり6〜9万円台で推移。ルテイン、アスタキサンチンなど、強力な競合素材が台頭する中、国内流通量は年間50〜80tをキープしている。

 

 ブルーベリー市場にはサプリメントから飲料、菓子類、パン等々、多種多様な形態の商品が流通している。サプリメントでは、ブルーベリー単味商品のほか、アスタキサンチン・ルテイン・カシス・DHA・アスタキサンチンなどとのブレンド商品が目立つ。フェムケア(ダイエット・美容)商品の複合素材として採用されるケースも。3月末には、わかさ生活とクロレラ食品ハックのコラボ商品『ブルーベリーアイ 乳酸菌飲料』が上市されるなど、ブルーベリーの認知度と機能性に着目し、他素材との融合商品の開発も加速している。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1785号(2024.4.3)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら