オートファジー認証がスタート

 (一社)日本オートファジーコンソーシアムは2月8日、食品における「オートファジー」を訴求・標榜するために必要な表示基準や品質性能評価試験方法などを定めた指針「オートファジー表示ガイドライン」を制定、運用を開始した。標準的な指針を定め、消費者の適正な製品選択を可能にすることが目的。ガイドラインに従い適正なオートファジー表示を行った容器包装に「認証マーク」を付与する。将来的には食品以外の他分野へのガイドライン導入についても検討を進め、オートファジーの認知度向上と共にオートファジー関連製品・サービスの市場形成を目指すとしている。

 

 同日には、2素材3製品が同認証を承認されたと発表。第1号は㈱ダイセルが開発販売する機能性素材『ウロリッチ®』。オートファジー活性能の報告があるウロリチンAを、ザクロ由来のポリフェノール(エラグ酸)から複数のヒト腸内細菌を用いた発酵法によって素材化。オートファジーの機能だけでなく、サーチュイン遺伝子の活性化の機能も有しており、ウェルエイジング素材として注目されている。最新の研究では、血管内皮機能の改善や、毛細血管の状態改善に加え、肌の光沢や皮膚の弾力改善、メラニンや紅斑の低減効果、毛髪密度の改善などを確認している。つづく

 

 

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