機能性表示食品、7,000品を突破 受理素材1位はGABA

 2024年1月末時点における機能性表示食品の総届出数は7,923品。届出取り下げ884品を除いた受理累計数は7,039品となった。2015年4月にスタートした機能性表示食品は2022年6 月に5,000品を突破。昨年4 月に6,000品を超え、今年1月に7,000品を上回った。今年度は、昨年6月末の措置命令以降、受理件数が減少。6月に180品あった受理数は、8〜10月はいずれも100品を割り込み、特に9月は75品まで落ち込んだ。11月に入り100品を超え、現時点で公表されている23年度受理数は1,028品で、前年同期比10.7%増となっている。なお販売中の商品は受理数を大きく下回り、消費者庁のデータベース上は3,400品となっている。取り下げられた884品については、77%が終売または商品化中止を理由としている。 

 

 届出者数は本紙の集計で1,685となった。今年度の新規受理は180社超。機能性関与成分はGABAの独走が続き、単独配合のみで739品となっており、2位の難消化性デキストリン(単独配合のみで357品)との差を広げている。3位はDHA・EPA、4位はイヌリン、5位はブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンとなっている。剤型はサプリメントが54.9%、サプリ以外の加工食品が42.2%、生鮮食品が2.9%となっている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1781号(2024.2.7)で
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