中国の青汁EC市場規模、3年連続2ケタ成長

 海外市場調査サービスを行うNintは、中国で伸びる青汁のEC市場規模の推移について調査した。中国の主要ECポータル、アリババ(天猫、タオバオ)における中国産、国外産の青汁製品の売上は、2019年に8,171万円であったが、2020年1億5,389万円(前年比188%)、2021年2億3,128万円(同150%)、2022年2億9,825万円(同129%)と、市場は小さいものの増加し続けていることが明らかになった。

 

 中国のEC市場のうちアリババのシェアが50.8%(令和4年度デジタル取引環境整備事業『電子商取引に関する市場調査』、経済産業省)と言われているため、EC全体で約7億円の市場規模が推測される。Nintの担当者は「過去と比較し、成長はやや鈍化しつつも、2022年時点でも前年比29%成長となっている。ヘルスケアへの関心が高まっていることやインバウンド需要の増加などが、青汁市場にとってポジティブ要因となっている」と分析している。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1773号(2023.10.4)で
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