国民生活センター、通販個人輸入の化粧品に注意喚起

 (独)国民生活センターは9月6日、「個人輸入した医薬品、化粧品等にご注意」「カンナビノイド「THCH」は指定薬物です」についての記者説明会を開催した。「個人輸入した医薬品、化粧品等にご注意」では、今年6月に国民生活センターの医師からの事故情報受付窓口に、「20代女性の患者が、インターネットで購入した美白クリームを、皮膚の色素沈着のある部位に使用したところ、かぶれて色素沈着がさらに強くなった」との情報が寄せられた。

 

 医師によると、患者は美白クリームの認識で、インターネット通販で購入したが、国内では医師の処方が必要な医薬成分が含まれており、顔への使用は禁忌とされていた。しかし、同サイトには顔にも使っている事例を宣伝しており、患者は顔に使用した可能性が高いという。国民生活センターでは、インターネット通販等を使用して、海外から医薬品や化粧品などを購入し、使用する場合の注意点をまとめ、消費者へ注意喚起した。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1773号(2023.10.4)で
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