医薬基盤・健康・栄養研究所×食品企業7社、「健康でおいしい食生活」推進

 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所と、食品企業7社(味の素、江崎グリコ、カゴメ、キッコーマン、日清食品ホールディングス、ニッスイ、明治)は9月5日、連携により「食環境整備推進のための産学官等連携共同研究プロジェクト」を始動したと発表した。プロジェクトでは、「健康への意識が高い人だけでなく、すべての人が、意識せず、自然に健康になれる食環境モデルを構築することを目指す」としている。

 

 4つのワーキンググループ(WG)を推進していく。「データベースWG」では、加工食品と料理の栄養成分のデータベースを構築する。「フィードバックWG」では、データベースWGで構築したデータベースを活用。栄養プロファイルを基に日本の食生活や食文化にも配慮した、健康的かつおいしい料理モデルを創出する。「社会実装WG」では、消費者の行動を分析し、健康的な食品や料理に自然に手が届くシステムを構築する。「シミュレーションWG」では、健康的な食事が普及することによる、将来の医療費と介護費への医療経済的効果をシミュレーションで予測する。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1772号(2023.9.20)で
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