22年消費者向けEC市場、22.7兆円に
経済産業省は8月31日、2022年度「電子商取引に関する市場調査」報告書を公表、2022年の国内BtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、前年比9.9%増の22兆7,449億円となった。このうち「物販」は、同5.4%増の13兆9,997億円になった。「物販」は拡大を続けているものの、伸び率は21年の8.6%増から鈍化した。要因として、20年と21年は巣ごもり需要でEC利用が拡大したが、22 年に入り「消費者の本格的な実店舗回帰の様子が見られ、需要が一服したこと等が主な背景と考えられる」と指摘している。「物販」の内訳は、「食品、飲料、酒類」が同9.2%増の2兆7,505億円でトップ。健康食品については、売上が拡大したとみられることに言及。コロナによって「生活習慣病予防、ダイエット、健康増進といった消費者ニーズを捉えたものと推測される」としている。つづく
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