【トピックス①】 琉球もろみ酢、「天然発酵」「クエン酸・アミノ酸」「SDGs」で注目度上昇

 天然発酵飲料の琉球もろみ酢。体感商材としてリピート率が高く、大手通販のカタログ商品・食品部門で、20年近く連続売上1位を獲得しているロングセラー商品もある。業界団体では、安心・安全で高品質な琉球もろみ酢の生産体制を確立。コロナが収束へと向かう中、販売促進に注力していく。また、伝承的薬効にエビデンスが加わり、「疲労」「筋肉」「睡眠」分野における機能性表示食品の開発も期待される。

 

 琉球もろみ酢は、単式蒸留焼酎泡盛の蒸留粕を圧搾・ろ過したもので、クエン酸、アミノ酸を豊富に含む。クエン酸の語呂に合わせ、9月3日を「琉球もろみ酢」の日としてしている。業界団体の琉球もろみ酢事業協同組合では、「琉球もろみ酢ブランド強化構想」を推進。もろみ酢原液を75%以上含む等、多項目にわたり厳格な審査に適合した製品に与えられるもろみ酢「公正マーク」に加え、風土や伝統が育んだ特色ある地域産品を保護する「GIマーク」の認知・普及活動に取り組んでいる。

 

 同組合の松田亮理事長は、「安心・安全で高品質な琉球もろみ酢を提供すること、そして安定供給できる体制が整っている」と話す。その上で、「琉球もろみ酢は市場に登場して30年以上が経つ。販売メーカーの安定した生産量からも体感が得られる証拠。あとはその良さ、魅力をどう消費者に伝えていくか。組合メンバーが一丸となって取り組んでいく」と力強く語る。同組合では、県内での試飲会などを積極的に行っていくほか、同組合ホームページの刷新を図る計画だ。つづく

 

 

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