【トピックス①】 23年上期の人気受注素材/アイテム

 今年上期(1〜6月)の人気受注素材(複数回答)を調査した結果、昨年調査と同じく幹細胞(ヒト・植物含む)とナイアシンアミドがトップ2を占めた。ヒト幹細胞培養液は引き続き、エステサロンや美容クリニックで人気が高い。またECやSNSを介して、モデルや芸能人を広告塔にした製品も人気を集めている。さらに幹細胞内に存在し、情報伝達の役割を果たすとされるエクソソームも初のランクインとなった。

 

 一方、今年上期の人気受注アイテム(複数回答)を聞いた調査では、ヘアケア(イン・アウトバス含む)がトップに。コロナ禍での“おこもり美容ニーズ”を受け、I-neやヴィークレアを筆頭に、中高価格帯のシャンプー・トリートメントの人気が上昇。通販に留まらずドラッグストア等へも販路を拡大している。実際、製造キャパの大きい受託企業の多くが、ヘアケア製品の受注が業績拡大に寄与したと回答。ヘアミルクやヘアオイル等のアウトバス製品の人気も持続している。また、昨今話題のフェムテック/フェムケア化粧品として、デリケートゾーンケアも初のランクインとなった。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1766号(2023.6.21)で
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