健食受託企業に聞く、人気受注素材ランキング(23上期実績/23下期予想)

◆「乳酸菌」、1位に返り咲き 「NMN」「プロテイン」も人気続く

 

 本紙編集部では、健康食品受託加工・製造企業を対象に、「今年上期の人気受注素材」と「今年下期の予想受注素材」について調査し、133社から回答を得た(複数回答)。その結果、上期の人気受注素材のトップは「乳酸菌」。昨年2位から1位の座に返り咲いた。今年も健食市場の主役として市場を牽引している。2位の「NMN」は、2021年調査で2位に初登場し、3年連続トップ3にランクイン。注目素材として市場形成が進んでいる。3位の「プロテイン」は、“身体に必要な栄養素の1つ”との認識が浸透。ユーザーの裾野も広がり、新製品ラッシュが続いている。このほか、コラーゲン、アミノ酸、プラセンタ、ビタミン、CBDなどが上位を占めた。機能性表示食品の受理件数が多いGABA、DHA・EPAもトップ10にランクインした。

 

 今年下期の受注予想素材は、トップ3の「乳酸菌」「NMN」「プロテイン」をはじめ、上位は上期と同じランキングとなった。トップ10圏外をみると、「ウコン」「フコイダン」「プロポリス」「ナットウキナーゼ」「ローヤルゼリー」「プロテオグリカン」「核酸」「黒酢」「ルテイン」「モリンガ」など、様々な素材の回答があった。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1766号(2023.6.21)で
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