【トピックス】 「PRISMA声明」の改訂で何が変わる?

 機能性表示食品の届出の際に用いるシステマティックレビュー(SR)は、国際指針である「PRISMA声明」に準拠することが求められている。消費者庁の届出ガイドラインはPRISMA2009に準拠してSRを実施する、としている。声明の改訂版PRISMA2020が2021年に公表されているため、今後はPRISMA2020への準拠が求められるようになる見込みだ。

 

 PRISMA2020は、27項目のチェックリストおよび4段階のフローチャートで構成。文献検索の方法や、検索で絞られた論文内容をどのように統合するかなど、各プロセスが示されている。改訂による重要な変更点としては「データ項目」「結果の統合」等の項目が細分化したことや、評価対象から外した研究論文の除外理由の明確化が求められること等がある。

 

 

詳しくは健康産業新聞1764号(2023.5.17)で
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