2022年「化粧品統計」 国内3年ぶり微増、輸入は19年超える

 経済産業省が2月14日に発表した生産動態統計2022年12月確報値を下に、2022年1〜12月の化粧品の国内出荷金額を集計した結果、前年比1.5%増の約1 兆3,721億845万円となり、僅かながら3年ぶりに前年比を超えた。カテゴリー別で見ると、「香水・オーデコロン」は約65億207万円(前年比38.3%増)、「頭髪用化粧品」は約3,373億5,475万円(同7.7%減)、「皮膚用化粧品」は約7,198億7,188万円(同4.4%増)、「仕上用化粧品」は約2,407億3,445万円(同10.3%増)、「特殊用途化粧品」は約676億4,531万円(同11.3%減)となった。

 

 一方、輸入化粧品は好調な動きとなっている。日本輸入化粧品協会が2月8日に発表した2022年1〜12月の化粧品輸入実績は、前年同期比20.5%増の3,318.2億円。コロナ禍前の2019年の輸入実績も上回った。カテゴリー別に見ると、「香水・オーデコロン類」が279.9億円(同32.3%増)、「カラーメーキャップ化粧品類」が493.1億円(同27.5%増)、「ベースメーキャップ化粧品類」が360.8億円(同40.9%増)、「皮膚用化粧品類」が1,101.7億円(同14.2%増)、「頭髪用化粧品類」が580.5億円(同15.5%増)となり、全てのカテゴリーが前年を上回った。つづく

 

 

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