日健栄協、機能性表示食品の広告審査 60件中「問題なし」47件
日本健康・栄養食品協会は2月17日、「第5回機能性表示食品広告審査会」の結果報告を発表、対象とした60件のうち「問題なし」は47件だった。7人で構成される審査委員会が、①健康増進法等の関連法規、②健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について、③機能性表示食品に対する食品表示等関係法令に基づく事後的規制(事後チェック)の透明性の確保等に関する指針、④「機能性表示食品」適正広告自主基準――を審査指針とし、適合性を精査。対象期間は2022年4~7月で、テレビ23件、新聞12件、雑誌3 件、ウェブLP(ランディングページ)22件、計60件(19社40品)の広告を対象とした。なお③の事後チェック指針は前回より審査指針に加えている。
審査指針への抵触の程度により、A・B・Cの3段階で判定。その結果、①に抵触するものもしくは抵触するおそれのあるもの、②~④に著しく抵触する「A判定」とみなされた広告は、前回第4回審査会ではウェブLPで2品あったが、今回はゼロだった。医薬品的効能効果を暗示する表現など、②~④に抵触する「B判定」は6 件だった。②~④に抵触するおそれのあるもの、消費者に誤認を与えるおそれのあるものとして「C判定」と判断されたのは7件。「問題なし」は60件中47件だった。つづく
詳しくは健康産業新聞1759号(2023.3.1)で
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