【GLOBAL】 フランス国内の食品に「プロバイオティクス」の表示認める

 フランス経済省の競争・消費・詐欺防止総局(DGCCRF)は1月、「プロバイオティクス」の表示を、国内で販売される食品およびサプリメントに行うことを認める、と発表した。さらに、製造業者は特定の条件を満たす栄養補助食品のラベルに健康強調表示として「腸内フローラのバランスに貢献する」を表示できる。使用する菌株は食経験があるものに限り、十分に特徴づけられ、抗生物質耐性を示さない必要がある。

 

 一方で、EU当局は以前から「プロバイオティクス」を暗黙の健康強調表示であるとする見解を示し、表示を認めていない。さらに、EUでは食品のカテゴリーとして「プロバイオティクス」が定義されていないため、企業が健康上のメリットを消費者に伝えにくい状態となっていた。そのような中、スペイン、フランス、オランダ、ブルガリア、マルタ、ポーランドをはじめとしたEU加盟国が「プロバイオティクス」の表示を認める動きを見せている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1757号別冊『乳酸菌・ビフィズス菌・乳酸菌生産物質』(2023.2.1)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら