別冊【乳酸菌・ビフィズス菌・乳酸菌生産物質】 「プラズマ乳酸菌」に次ぐ、免疫第2の関与成分「L-92乳酸菌」が登場

 これまで「免疫機能の維持」を謳える機能性表示食品はキリンホールディングスが開発した「プラズマ乳酸菌」ただ一つだったが、昨年末、アサヒグループ食品が自社乳酸菌「L-92乳酸菌」で初受理。ようやく免疫第2弾が登場した。受理したのは『ディアナチュラゴールドL-92乳酸菌&食物繊維』で、人気のディアナチュラシリーズからの登場だ。「免疫機能の維持」に加え、「善玉菌(ビフィズス菌)を増やして腸内環境を整える」機能を追加したWクレーム品となる。同ブランドはDgSチャネルで展開するシリーズ。発売後の動向に大きな注目が集まる。

 

 「L-92乳酸菌」については今年に入り、アサヒビールが『アサヒスタイルバランスプラス 期間限定ヨーグルトサワーテイスト』、アサヒ飲料が『守る働く乳酸菌100』など計5品で受理している。「守る働く乳酸菌」シリーズは、L-92乳酸菌の従来表示「鼻の不快感軽減」に「免疫機能の維持」を加えたWクレーム商品。「免疫プラスα」が今後の戦略の軸となるか。現在、免疫表示を行う機能性表示食品は63件(1月27日時点)。その内57件がプラズマ乳酸菌を占めている。今後アサヒグループホールディングスの抗戦が気になるところ。受理品数が増えることで消費者の選択の幅が確実に広がるため、免疫市場活況に向け、さらなる受理品の増加が期待される。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1757号別冊『乳酸菌・ビフィズス菌・乳酸菌生産物質』(2023.2.1)で
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