ZOOM UP【香料サプライヤーの健食戦略】 “味のプロ”が供給する機能性素材

 食品香料は、ジンジャーやシナモン、胡椒などスパイス系ほか、ミント系、柑橘(シトラス)系、フルーツ系など様々なフレーバーがあり、その数は3,000種類以上といわれている。食品の香りや味の強調・消去、嗜好性アップなど、商品設計の根幹ともいえる重要なパーツを担っており、製菓、清涼飲料、酒類、インスタント食品、レトルト食品、ペットフードなど幅広く使用されている。健康食品では、主にDHA/EPAやニンニクなどの加工時に発生する独特の加熱香、発酵臭を矯正する「マスキング」、食品素材の持つ香りの強化や香りの薄い素材の風味を増強する「エンハンス」などに使用される。一般食品・ドリンクへの採用が多いコラーゲンやプラセンタ、ヒアルロン酸、グルコサミン、ウコンなどにも活用されている。

 

 香料サプライヤーでは、用途別にフレーバーを調香し、それぞれの食品の「美味しさ」をサポート。食品衛生法上は「香料」のみの表示だが、数千種類に及ぶ香料成分の中から数十種類を組み合わせており、香料成分の使用量は100万分の1ケタ台と極めて少ない。この日本の調香技術は、世界でもトップレベルとして認知され、日本の加工食品が「美味しい」と評価される要素になっている。長岡香料㈱は、健康志向の商品開発において、香料メーカー独自の切り口から、「低糖」「低塩」「低脂肪」のトリプルニーズに対応した機能性香料素材シリーズ『トリプルブースター®』を提案。稲畑香料㈱は、食品としてはもとより、吸入でも機能性を確認済みのウコン製油『スリムフィトン™』、および新素材のβ-カリオフィレン『リラックフィトン®』の提案に力を入れている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1757号(2023.2.1)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら