米国・農務省 オーガニック認証の規制強化

 米国・農務省は1月19日、オーガニック認証の規制を強化することを発表した。Jenny Lester Moffitt次官は、「1990年の法律制定以来最大の更新であり、オーガニックへの信頼を強化するために監視と施行の権限が強化される」としている。今回の改訂により、オーガニック認証機関が当局による抜き打ちチェックを受けることが明記されるなど、オーガニック認証の運用が一層厳密になる。

 

 健康食品事業者に特に影響する改訂は、オーガニック製品は非小売用の容器にも、認証のラベルを付ける必要が生じ、監査証明書をトレースできる状態で保管する必要が生じること。また今回、複数成分を含む製品の内、有機成分の割合を計算する方法がより明確に改訂される。新たな規制は2024年3月19日に施行となる。

 

 

詳しくは健康産業新聞1757号(2023.2.1)で
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