購買行動のオンライン化進む、健康・美容など顕著に

 ㈱電通デジタルは先頃、「EC・店頭をまたぐ購買行動実態調査」の結果を公開した。調査は20〜69歳の3,000人を対象に、ファッション、美容・コスメ、食品・スイーツなど11カテゴリーについて、購買前後のユーザーの需要、利用チャネル等を聞いたもの。商品をオンラインで認知するカテゴリーとして、「ダイエット・健康」(63.5%)が最も高く、「ファッション」(54.9%)、「美容・コスメ」(52.1%)などが続く。一方、「食品・スイーツ」「お酒」「日用品」は、オフラインが約8割を占めた。購入を比較検討する段階では、全カテゴリーでオンラインの割合が増加。「ダイエット・健康」は82.6%、「美容・コスメ」は70.9%まで伸長した。

 

 購買段階の利用チャネルについて、食品、ドリンク、酒などは、コンビニ、スーパー、ドラッグストアなどの店頭チャネルが優勢。一方で、「美容・コスメ」「ダイエット・健康」の関連商品は、大手ECモール、メーカー直販サイトなどが8割以上を占めた。利用者が嬉しく感じたサポートでは、カテゴリー問わずクーポンやキャンペーン情報など価格に直結する「お得情報の提供」「発想や到着のお知らせ」が多かった。また、美容・コスメは「返品交換」(6.5%)、ダイエット・健康は「チャットポットでのサポート」(5.2%)の割合が他カテゴリーに比べて高かった。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1757号(2023.2.1)で
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